2024.6.28
INTERVIEW Vol.33(後編)
チアとは団体競技なのでしょうか?
“トップ”を担う選手は、全力で支えに徹する“ベース”担当を信じて
ビルの3階ほどの高さを飛び、
ベースはその信頼に応え、何があっても受け止める。
確かにチームとしての結束が命、なのですが、
一人ひとりがオンリーワンの存在として輝くのがチアの醍醐味。
結束と個性を両立するアイテムとして、部員全員がお揃いで愛用しているのが
Cotopaxi®(コトパクシ)のバックパックや
Hydro Flask®(ハイドロフラスク)のボトルです。
(前編はこちら)
2024年2月25日。米国・アトランタ。
プロバスケットボールNBAのハーフタイムショーで披露した
GOLDEN BEARSのパフォーマンスに観客は全員総立ち。
会場は箕面自由学園の愛称「MJG!MJG!」という声に包まれました。
出演のきっかけはGOLDEN BEARSのOGであり、
現在アトランタホークスでダンサーとして活躍している大西真菜美さんの紹介でした。
シーズンオフのため、偶然にも取材当日に練習場へ訪れていた大西さん。
「私の時代に比べたら、圧倒的にチームの結束が強まっていますね。
みんなには、勝つことだけでなく、楽しむことを大切にしてほしいですね」
と微笑みます。
NBA出演は日本の高校単独チームとしては初というだけでなく
現部員たちにとっても初めての海外遠征。そこで活躍したのが
Cotopaxi®の『Allpa 35L Travel Pack - Del Día』です。
ラウンドジッパーでスーツケースのように開放できるため
現地で代替えが利かないユニフォームやポンポンを忘れることなく、
機内へ持ち込めるサイズでロストバゲージの心配ご無用というのが選んだ理由。
内部には大小のジッパー付きメッシュポケットがあるため、
洗面用品やメイク道具などの整理に最適。
「とにかくポケットが多いのがいい!」
「どこに何が入っているかわかりやすく、忘れ物がなくなった」と選手たち。
さらにスマートフォンやパスポートなどの貴重品は『Bataan Fanny Pack - Del Día』に。
この2セットで、長距離移動からちょっとした外出までカバーできているそうです。
何よりうれしいと選手たちが声を揃えるのが、いずれもオンリーワンである点。
本来、廃棄されてしまう運命にあったハイクオリティなナイロン素材を活用し
フィリピンにある工房の職人に配色の裁量をまかせて手掛けるため
ひとつとして同じものはないのです。
「私この色がいい!」「ジャンケンしよ!」と
2時間ほどキャアキャア言いながら選んだバッグは
チームの結束と世界でたった一人である自分の個性を表現できる
“唯一無二のお揃いアイテム”なのです。
しかも“GOLDEN BEARS”のカスタムプリント入り。
希望と期待を詰め込んで、プライドを背負って降り立ったアメリカの地。
空港でも、会場であるステートフォーム・アリーナでも
GOLDEN BEARSの11文字はとても目立っていました。
チアの競技時間は2分20秒から30秒がルール。
ほとんどのチームが制限時間を目一杯使うため
持ち時間は2分30秒、つまり150秒。
150秒に青春の3年間をすべてかける、それがチアの世界なのです。
木曜日をオフ日として、平日は15:30から20:30。土・日・祝日は9:00~20:30まで、
地味なトレーニングに汗を流すのがGOLDEN BEARSの日常。
過酷そのもの、日本一の練習の傍らにあるのが
Hydro Flask®(ハイドロフラスク)のボトル。
大容量で、飲み口のサイズ感がちょうど良くゴクゴク飲める
『24 oz Standard Mouth』が選手たちのマストアイテムです。
自分のボトルである印はリボンやフェルトのワッペン、シールなど。
お揃いだからこそのデコレーションで各々の個性を表現していました。
高校生チアで、バッグやボトルまで
チームで統一したのはGOLDEN BEARSが初。
まもなく幕を開ける2024年JAPAN CUP。
絶対王者のプライドと結束感、選手個人の魅力を表現するアイテムが
会場にズラリ並ぶ様子はきっと壮観に違いありません。
箕面自由学園高等学校 GOLDEN BEARS(ゴールデンベアーズ)
1991年、箕面自由学園高等学校アメリカンフットボール部
「GOLDEN BEARS」内の活動としてチアリーダーを結成、
1994年にアメリカンフットボール部から独立し、創部。
音楽の非常勤講師であった野田一江が指導を引き受ける。
1996年に全日本高等学校チアリーディング選手権大会 (インターハイ) で初優勝を達成。
以来、チアリーディング日本選手権大会 (JAPAN CUP)を含む
各大会で輝かしい戦績を残している。